事故・副作用事例 (2)

フッ素洗口を行っているいくつかの学校で、担任の先生方からこんな話を聞きました。

 

「フッ素洗口を行った日はよだれがたくさん出て、朝の会で歌が歌えなくなる子どもたちがいる」
「フッ素洗口のあと、着ている洋服が濡れるほどよだれが出る子がいる」

 

このよだれの話は、学校でフッ素洗口の後に現れる異常のなかで、最もたくさん聞く話です。
直接子どもたちに「フッ素洗口の後、よだれがたくさん出る時はない?」と聞いたら、もしかすると担任が把握している以上に事例がある可能性もあります。

 

もちろん、よだれがたくさん出るのは、フッ素洗口をした日だけです。
普段は異常もなく、朝の会で歌も歌えるし、着ている洋服が汚れることもありません。

 

しかし、こういった子どもたちの異常は、たいてい「フッ素のせいではない」の一言でおしまい・・・です。
フッ素洗口をした時だけに現れる症状であるにも関わらず、それを「フッ素洗口のせいかもしれないね」と診断してくれたお医者さんは一人もいませんでした。

だから子どもたちは相変わらずフッ素の害にさらされ続けたままです。
担任が朝の会に歌を組み込む曜日を、フッ素洗口のない日に変更するのが精一杯です。

 

ある養護教員は、担任からフッ素洗口の後によだれが大量に出る子どもの話を聞いて、校長先生と相談の上、保護者にお子さんの様子を連絡したそうなのです。
学校でのフッ素洗口は、保護者と子どもに選択の権利があり、必ずしなければいけないものではないことを伝えたところ、保護者から洗口中止の申し出があったそうです。

 

しかし、こんな事例はほとんどありません。なぜなら、「副作用ではない」とお医者さんに言われてしまうからです。

一方で、たくさんのよだれは、フッ素洗口の後にしか出ない症状なのも事実なのです。
もし副作用でないのなら、どうしてフッ素洗口の後だけよだれがでるのでしょうか。
フッ素洗口を行うことで、子どもたちのからだには、何らかの変化が起きていることは間違いがないのです。