フッ素を使ったむし歯予防は、歯医者さんでは医療行為の一つとして行われています。
当然、歯医者さんはご自身の判断で、それぞれの患者さんに合わせてフッ素を使っています。
現在では、フッ素を全く使わない歯科医院はほとんどないくらい、フッ素を使った医療行為はごく普通に行われています。
では、歯医者さんは全員、学校でのフッ素洗口にも賛成なのでしょうか。
そうではありません。
普段からフッ素を使った医療行為を行っている歯医者さんは、ご自身で勉強したり、実際の患者の反応など様々な観点から、学校でのフッ素洗口についての意見を持っています。
なので、「学校にフッ素洗口は必要ない」と感じている歯医者さんもかなりの数いるようです。
「フッ素洗口は、学校でするべき行為ではありませんよ。」
「副作用も含めてちゃんと管理しながら使うべき。学校ではできない。」
「学校でのフッ素洗口は、反対なんだけど、これはオフレコでね。」
こんな声をたくさん聞いてきました。
このHPをバックアップしてくださっているのも、歯医者さんたちです。
世界的なフッ素の学会に参加し、世界中の論文や情報を集め、学校でのフッ素洗口の危険性を指摘している歯医者さんたちもちゃんといるのです。
結論。
歯医者さんですら賛否両論あるものを、学校という公共性の高い場所ですること自体、もうすでに問題です。