フッ素のIQへの影響

フッ素洗口では、洗口液の一部が、からだの中に取り込まれます。
もちろん、その中には、フッ素が含まれます。
ましてや1回分を誤飲してしまえば、全量体内に取り込まれます。

こんなふうに体内に取り込まれたフッ素は、からだに影響を与えることはないのでしょうか。

2019年に米国医師会雑誌「JAMA」に、ある報告書が掲載されました。
「JAMA]は「世界4大医学書」の1つで、国際的にも信頼度が高く、特に中立性を保った編集が特徴の医学雑誌です。
掲載される報告は全て査読されたものなので、そういった意味でも科学的に確かな内容であると言えるでしょう。

その報告書は、カナダYork大学の Rivka Green氏らによるものです。
それによれば、妊娠中の母親がフッ素入りの飲料水を飲んでいると、生まれたの子どもに、IQの低下が見られた、というのです。
そのため、「妊娠中の母親はフッ素入りの飲料水を減らしたほうがいい」と警告されています。

もちろん、この報告書の結果が、フッ素洗口をしている子どもたち全員にあてはまる、と言っているわけではありません。
しかし、フッ素洗口に使われるフッ化ナトリウムという化学物質は、摂取量によっては、脳や神経に悪影響を与える可能性を持つ物質だ、ということは、理解して欲しいのです。

私たちの周囲には、たくさんの化学物質が存在しています。
でも「たくさんあるから少しくらいとっても気にしない」と考えるか、「たくさんあるからこそ、余計なものは取りたくない」と考えるかでは、大きな違いがあるのではないでしょうか。

みなさんが親なら、ご自身のお子さんには、どちらを選択しますか。