アメリカの動向や参議院選挙での科学的根拠のない政治家の発言等が増えたせいか、先日フッ素の問題点を説明したら
「陰謀論ですか?」
と言われてびっくり!!
冗談ではありません!
こちらはちゃんと科学的な根拠があって言ってるんですよ、と返事をしました。
その後に縷々説明をしたら納得して頂けましたが・・・。
事の発端はトランプ米大統領の人事のようでした。
そう、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏がアメリカ厚生長官に任命され、「ワクチン懐疑論」を唱えていることが「陰謀論」と結びついたようです。
そのロバート・ジュニア氏が就任した今年2月以降、彼はワクチン懐疑論以外に水道水フッ素添加中止も明言してきたために、フッ素の話も「陰謀論だ」と考えてしまったようです。
違いますよ。
フッ素についてのNTPレポートレポートが発表されたのは昨年の7月ですから、このレポートはケネディ・ジュニア氏の影響を受けて出されたものではありません。同様にカリフォルニア州の裁判も、ケネディ・ジュニア氏の就任前のことですし、長年裁判が続いてきたものでもありますから、当然、陰謀論とは無関係です。
ケネディ・ジュニア氏がNTPレポートを根拠にしているかどうかはわかりませんが(そうではない可能性があり)、厚生長官の意向を受けてか、今年5月7日、アメリカユタ州で水道水フッ素添加中止の州法が制定され、同月15日にはフロリダ州でも同様の州法が制定されました。
とりあえず、ユタ州とフロリダ州の住民は、フッ素から解放されることになります。
しかし、その方法は、日本ではきっと有り得ないだろうな、と思わせる内容でした。
というのも、フロリダ州の州法の詳細は把握していないのですが、ユタ州では、「個人の飲料水選択の権利を保障するため」水道水フッ素添加を中止する、と打ち出したのです。
そのため、フッ素入り飲料水に変わるむし歯予防方法を個人で選択できるように、学校や地域、医療機関や家庭における「代替案」が細かに提示されているのです。
何を選ぶかは、それぞれの自由であり、その権利を保障する、ということですね。
日本のように学校で全員に一斉に・・・などという無謀な方法はとらないようです。
まあ、それが当然だとは思いますが・・・。
この水道水フッ素添加中止の動きに伴って、アメリカの業界と歯科医師会が発表した内容にもびっくり!!のものがありましたが、それは次回説明したいと思います。